ひとは、食べることで生命を保ち、誰かと会話を楽しみながら食べ
ることで親密な関係も築けます。また、家庭では、親から子へ、子か
ら孫へお行儀よく食べることなどを通じて躾も伝えられてきました。
食べることとは生命をいただいて生命を伝えていくことであり、その
意味で「農」は生命を育み伝える源であります。
飽食の時代で「食」の乱れが指摘されていますが、JAグループは
「食農教育」により、学童に対し、食べものを通じて自然の営みや農
業・家庭・学校・地域などとのかかわりを学んでいただく機会の提供
に努めています。
新生児ひとりひとりが「生命」の大切さを実感できる良い大人にな
ってくれるよう、JAグループも温かく見守っていきたいと思います。
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