日本小児科医会は、子どもと、子どもを育てる人を応援しています。
生き物では様々な家族、育て方があります。人のそれは本来どうあるべきでしょうか。
かわらない普遍的な事を基本としてその時代の育て方があります。育てることが楽しい育楽がすべてではありませんが、子どもを育てる時、立ちはだかる壁を越えたり一歩下がったりして我々周囲も成長します。
現代では胎児期から子どもを間接的に観察できますが、生れ出てくる瞬間には感動とドラマがあります。核家族化からか子どもとの接触が不得意、不慣れな大人がいます。おそらく子どものかわいらしさを知らない人ではないでしょうか。教えてあげましょう。
家族が増えると兄姉が自分より若い弟、妹を親の代わりに見てくれることも増えその兄弟も成長します。大家族は小さな村、町、国の始まりです。その中で社会性など非認知力を養い早く社会に独立して出ていく事ができ新たな自分の家族を持つことができます。
小児科医はそういった子どもたちの代弁者となり次の世代を作る年齢まで地域の人々やひまわりの会の方々と応援します。子どもをまん中に未来につなげて行きましょう。
公益法人 日本小児科医会
会長 伊藤 隆一
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