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消防庁長官稲山 博司

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 少子化が進行している我が国において、子供が安心して、安全に暮らせる環境を確保し、また、安心して子供を産み育てることができる環境を築いていくことが重要な課題となっており、国民の皆さん一人ひとりが子育てをするお父さんお母さんや、子供を温かく見守ることで、子育てを社会全体で支えることが求められています。
 こうした中、マタニティマークの普及活動は、出産を迎えるお母さんたちにとっては、心強い取組みだと考えています。
 消防では、主に救急搬送時に、妊婦さんへの配慮を適切に行っていますが、マタニティマークは、緊急時に適切な対応をとる一助となると考えています。
 また、現在、消防庁では#7119(救急安心センター事業)の全国展開を推進しています。この事業は、急な病気やけがをしたときなどに、救急車を呼んだほうがいいのか、今すぐ病院に行ったほうがいいのか迷った際の電話相談窓口として、医師や看護師からアドバイスを受けることができるものです。子供のいるご家庭も含め、国民の皆さんに安心・安全を提供できるものであり、全国展開の推進に引き続き努めたいと考えています。
 このような取組みも含め、消防庁では、子供や妊婦さんが安心して暮らせる安全な地域づくりの実現に向けて尽力してまいります。

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