食品の安心・安全は、私たち一人一人の健康の源・生命に直結する国政の重要なテーマの一つです。私も内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)在任中、食品の安全の確保を通じて、国民の皆さまに安心して暮らしていただけるよう注視、職務に努めてまいりました。
一例をあげれば、本年で設立15年を迎える内閣府食品安全委員会では、食品の摂取が人の健康に与える影響に関する科学的評価を行い、これまでに2,500件以上の評価を終了しています。また、その結果について、国民皆さんとの意見交換などを通じたリスクコミュニケーションにも取り組むなど、皆さんの健康保護を最優先に、科学的知見に基づき、食品の安全を確保しているところです。
しかし、食品の安全を脅かす問題は日々新たに生じています。今後も引き続き、国民皆さまの健康保護を最優先に、科学的知見に基づき、食品の安心・安全の確保を其々が図っていただくことを期待しています。
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